空しいことだとと知りつつも、僕等はきっと、求め続ける。
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一度でいいからサイトのお知らせ欄に「鋭意執筆中」と書いて見たいなぁと夢見ている露咲ですこんばんは。
…いや、本当すみません更新してなくて。 ところで話は変わりますが、今日学校からの帰宅途中に本屋に寄ってきたのですが、ななな、なんと。ずーっと前から「文庫化しないかな文庫化しないかないやきっといつかする筈だつーか早よしてくれ」と待ち望んでいた北森鴻先生の「蓮杖那智フィールドファイルⅢ 写楽・考」の文庫版がありました!!ちらっと平積みされているのを見かけて思わず目を疑いました。そして迷うことなく手に取り金額を確かめることも無くお買い上げ。 あぁーやっと手に入った。単行本が発売されてからずっと楽しみにしていたんですよ。だって北森先生大好きなので。そういえば先日買った同先生の本の帯に「北森鴻が売れている!」と書かれていましたが当然だと思いました。だってあんなに面白いんだから! この蓮杖那智シリーズは民俗学×推理の作品で推理面は当然ながら民俗学の方も非常に造詣深く、《北森民俗学論》とでもいうべきものがあって素敵です! ちなみに。この作品の単行本に京極夏彦先生が推薦文(?)を書いたとか。 知ったとき、正直「うわぁ…」って思いました。なんですかそれ。じゃあ絶対私京極先生に嵌るじゃないですか当然じゃないですか。 頑張って今日中に読みたいですが宿題があるので微妙なのです…。 そして、その本を手にして感動に打ち震えている最中、ふと視界の端に映った本がありました。 これまた楽しみにしていた瀬川貴次先生の「精霊狩りシリーズ」最新刊!もう良いことって続くものなんだと感じましたよ、ええ! 因みにもう読み終わりました+電車待ちの時間と電車内で読み終わってしまいました。ラノベなのでさらっと読めてさっさと終わりました。 うん。やっぱ柊一はかっこかわいいという言葉が当てはまると思いました。そして誠志郎とはもう二人セットで問題無いだろうと思いました。(犬猿の仲ってすごく好きな響きだ…!) そしてもう一つ気になってほぼ勢いで買ってしまったのは片桐美亜・作の漫画、「胡鶴捕物帳」。表紙に惹かれて手に取って、裏のあらすじで気になって、五分ばかし悩んだ挙句にレジへと。 捕物帳という題名からも判るとおり時代物で、江戸時代が舞台の模様。派手な着流しと鶴の刺青がトレードマークの主人公、胡鶴が解り易い感じの悪党共をぶった切る、ある意味お約束で定番な活劇風物語。 でもなんか外来語頻発してたり着流し+ブレスレット+重ねたペンダント+アンクレット+マニキュア&ペディキュアでアンバランスなのも素敵。 そしてなにより胡鶴くんが格好良い!そして可愛い! 個人的には忍びな錆くんにずきゅんとやられましたが藩主殿も食えない親父って感じで素敵だ!! 漆亀さんも良いなぁというか鶴亀コンビが最高!犬猿の仲って(以下略) 早速明日にでも第二巻を買ってこようと思います+ 嗚呼、またこれで金が飛んでゆく。 ……そういえば。本屋に行った本当の目的は『戦乱の日本史第二号・中国大返し』を買うためだったんですけどね…。 結局買うことに決めたのですが、うむむ、やはり580円ではちと高い。190円だとすっごくお買い得感があるのですが。個人的には400円くらいが妥当だと思う。 でもまぁ面白いから良し、ですかね。 あぁでも早く第二十三号出ないかなー…。三成さんだよ三成。関ヶ原に散るなんてそんな小学館素敵だよ素敵過ぎるよいっそ非道だよ(Σ!)。 …でも、もし第二十三号で大谷さんの扱いが酷かったらうっかり電話機の前でクレーム付けるかどうしようか延々悩む羽目になるやも。 まぁ大丈夫だと信じています。だって大谷さんこと大谷行部吉継様(今「よしつぐ」が変換できなかったパソコンは不義だ!不義過ぎる!!)は、どんな戦国小説でも、主役脇役ちょい役名前のみ登場関わらず、正直有り得ないほど良いようにしか書かれていない。しかも資料漁っても有り得ないくらい文武両道で素敵な御仁だという証拠がばんばん出てくるんだからもう凄まじ過ぎる。 あー関ヶ原行きてぇなー…。 そんで大谷本陣跡とか言って感動するんだ!あと石田も宇喜多も小西も浅野も島津も立b(以下略) テスト終わって春休みになったら行くんだ、絶対! 多分一人で行ってきます。ろんりー。だって関ヶ原行きたいなんて人私の周りに一人くらいしか存在しないしその一人は休日は大体バイトやらデートやらなんやらで忙しいから付き合ってくれないんだよ! ……あんまり女の子とっかえひっかえしまくってるとその内帰宅途中とかに刺される羽目になると思うんだ。出血多量死は苦しいからそれを回避する為にもその軽さはなんとかした方がいいと思う、よー。 …いや、心配してるわけじゃないいからな。断じて。単に阿呆な軟派野郎に引っかかってしまった阿呆な女の子の中に友達が居たからちょっと頭にきてるだけで。 まぁ報復とかするほど熱い人間じゃないんでその辺は大丈夫だけどさ。 それでは此度は之にて失敬。 じっくりゆっくり手間隙かけて煮込んだおでんの大根の美味しさに感動を覚えつつ。 PR
改めて自サイトのあまりの拙さを情けなく感じ更新しまくってやる!と無駄なほどの更新意欲に燃えている露咲ですこんばんは。
えー、何故いきなりこんなにヤル気になったかというと。それはつまり、自サイトのそんな状況が恥ずかしくなってしまうような事態に陥ったということでして…。 まぁ要するに、バレました。部活の、敬愛すべき先輩方に。 うっかり部活中に既に教えあっている同学年の子達とサイトの話なんかをしていたら聞きつけられてしまいまして。 なんだかやたら素敵な笑顔を湛えて迫ってくる先輩方に私が抗えるはずも無く、URLを覚えていた自分を呪う羽目となったのでした。 でもまぁ、その代わりに先輩方のサイトも教えて頂けたのでプラマイゼロか微妙にプラスと言った所でしょうか。 ……普通に考えたら文句なしで余裕のプラスなのでしょうが、此処を知られた…というか正直サイトよりこのテンションの可笑しいことになってしまっているブログの方が恥ずかしい。 憤死ってこういうときに使うんですね、きっと++ でも此処で死んでしまうわけには行かない。このまま恥を曝したままだなんて、そんな状態では大谷さんに顔向けできないではないかぁっ! 私は自分の意志を貫き通して生を全うせなばならないのだっ! ……む。しかし、なんだかんだ言って大谷さんは戦でバッタバッタ人を斬り殺したり突き殺したりしているわけで、そう考えると地獄行きかなぁ…? じゃあお会いする為には私もそれに見合った悪事を働けば…?いや、しかしそれでは義に反する。 …まぁ、群雄犇く戦国乱世での意志の貫き方と今の平和ボケした時代での貫き方ってのはだいぶ違うからなぁ…。 とはいえ、あの時代は少なくとも日ノ本全体がそんな状況だったわけで、そう考えると地獄の方も人が溢れてしまって大変だったのではないか…? その時代に合わせた価値観で極楽行きか地獄行きかを判断してくれたのなら私はその時代の閻魔大王様に感謝します。 …閻魔様って代替わりとかするのかなぁ…? ………。 なんだこの脱線具合。此度はただ、此処の存在がバレてしまったというあまりにショッキングな出来事を記すはずではなかったの、か…!? と、いうより。先輩方のお目に入る可能性がかなり高い記事がこんなんでいいのか!?もっとマトモなこと書かなくていいのか!? 大谷さん大谷さん連発してるよいつも通りいやひょっとしていつも以上に!誰だよ、ってことになるよ引かれる、よ! …もういいや。何れバレることなのだ…私が重度の戦国マニア(の割には知識無)だということは…ッ!! ………取り敢えず、不用意に公共の場(?)で自サイトのことについて話すのは考えた方がいいってのを教訓と出来たからそれでよいってことで。うん。それで良い筈だ。 むしろそう思い込まないとやってらんない。恥ずかしくて死にそうだ。 それでは、いつもに比べだいぶ短くなりましたが之にて失敬致します。 最近、記事の題名が一行詩めいてきたので気に入ったものを一行詩か長文御題にして使いまわそうかなぁなんて考えつつ。
最近、気になる作家様が増えて増えて仕方が無い露咲ですおはよう御座います。
今一番気になっているのは京極夏彦氏。学校の友人に薦められて気になっていたのですがそのことをふと別の友人に話したら「え、知ってるのか!?」とやたら驚かれた後に更に薦められました。 …類は友を呼んでしまっているようです。かなり前から自覚はありました、が。 物理的に疲れる本らしいです(手が疲れる)。精神的には悪酔いする物語だそうです。一気に数冊読むのはお勧めしないそうです。 学び舎の図書室が貸出し禁止となってしまっているので市の図書館で借りてこようと思っていますが、家の本棚にまだ読んでない本が未だ4冊もあるのでそっちを先に読破しないと。 でも借りると期限が決まっているから中々ああいった本は借りられない。好きな作家様の本なら平気でひょいひょい借りるのですが。最近図書館行ってないなぁ…。 読むのが大変そうな本は大体買ってしまっているのですが、あんなの購入したら勢いよく金が飛んでいきそうなので買えません。 ふっ。 万 年 金 欠 ! そういえば、本気でバイト始める予定ですよー。本当は二月上旬くらいに始めれたらいいなぁと思っていましたが学年末テストという強敵が居やがることを忘れていて…; しかも学び舎での欠課日数が多いので補充の課題が大量に…。 ハハッ。もう笑うしかないね++ まだ笑う余裕があるうちにちまちまと勉強進めて生きたいと思います。はい。 …あ、その話をしたら「じゃあ貸そうか?」と気前よく言ってくれた(たった今メールが届きました+)ので遠慮なく借りて読もうと思います! でもテスト終わってからにしようかな…。一度嵌るとのめり込むタイプだから気をつけろ、と。ふむ。 …金欠という言葉で思い出しましたが(ちょっと悲しい)、『戦乱の日本史』第一号購入致しました一週間前に! かなり詳しくて武田側にもスポットが当てられていて勉強になる上に面白かったので続刊も買っていこうと決めました!もう第二号は出ている…のかな。今日か明日にでも本屋に行って参ります。 嗚呼、これでまた金が飛んでゆく。 まぁいいんですよ。使ってこその金ですし。金は天下の回り物、ってね。金を使わない人間のところに金は入ってこないんですよ。 …考えてみると私、結構金への執着心薄いよなぁ…。貯金なんて全然してないし。(←折角の収入も一切惜しまず本やゲームにつぎ込んであっという間に一文無しになってる奴) 二月に入ったばかりだというのにお年玉も残り少なくなってきたし。今年はあんまり集まらなかったしなぁ…。 それでは今日はいつもより短いですが(いつもが長いだけです)之にて失敬。 好い加減サイトの更新しないと…と思いつつ。
ふくらはぎに異常をきたしたらしい畏友殿にこの前のバトンやってもらえて幸せな露咲ですこんばんは。
気づかれないか気づかれてもスルーされるかの二択だと思っていたので嬉しいですー。是非見てみたかったんですよね回答を。 ふふふふふ。 そんな些細なことで幸せになれる私ってなんてリーズナブルなんでしょう。エコだね地球に優しいね! ……テンションが可笑しい事は理解している。未だ続いている…というか当分直りそうもないローテンションを無理やりハイにしようとして失敗した結果なのです。 えーと……話題話題…。何処行ったっけ…。 最近、話題が初っ端から行方不明になる原因は挨拶を長くしようとしていることだと気づきました。 …あ、見つかった。 先日、学び舎で席替えがありました。(此処でなんだそんなことかよなんていう人は居ないと信じています!現・元学生ならきっとこの重要さを理解してくださる筈…!) 席替えの前、露咲の席は最前列のど真ん中。……つまり、教卓の前の地獄席だったわけです。コレは辛い。辛い。辛すぎる。授業中に他事が出来なくなる辛さに加え、聴覚への暴力が凄まじいです。我がクラスの担任は野球部顧問の所為か、やたらと声が大きいです。他にも声の大きい先生は結構いらっしゃいます。 頭に響きます。 更に英語の授業での本文音読やヒアリング問題。頭にがんがんきます。ただでさえ偏頭痛持ちなのにこれはあまりに酷過ぎました。 もうコンポなんて使わなくていいと思います。英語の読解に殆どの力を注ぎ込んでいるような授業なんだから先生が読んで下さるだけで充分。それでも足りなきゃ生徒に回し読みさせてください。 …で、そんな地獄席からの席替えですからはっきり言って何処に替わっても嬉しいわけですが、なんと、なんと!新しい席は廊下側の最後列。つまり隅っこな天国席!しかも周りには仲のいい子ばかり…!! まさに地獄から天国へと超速急で駆け上ったような気持ちです! …が。やはり世間は甘くないようで。 暖房の効いた教室内での角っこの席。先生の目が届きにくい素敵なおサボリすぽっと。つまり前の席より遥かに睡魔が手強くなってしまうんですよ…! ひぃぃっっ!おそろしやぁ。 ということで、パワーアップした睡魔と格闘することになってしまいました…。 プラマイゼロ? 今、リビングの方からなんかスパイシーな匂いがしたのでふらふらそっちに向かいましたが(食い意地張ってることは自覚していますので突っ込みは御勘弁を++今凄くお腹減ってるんです!)、迎えてくれたのは母の「ミルクティーできたよ」という言葉と洒落たティーカップでした。 美味しかったです。暖まりました~。そういえば、ミルクティーとカレースープ(先程の匂いの元)で思い出したんですが、チャイが好きです。以前、お気に入りのカレー屋さんで始めて飲んだのですが、その時はアイスだったのでまぁそこそこ?という感じだったのですが(それでも美味しい)ついこの前またそのお店で頼んだら出てきたのはホットチャイでした!粗目を入れるんですが、これがまた独特の風味で物凄く美味しい!やはりチャイはあったかい方が美味です。スパイシーで香りが良くて大好きになりました。そのお店をもっと大好きになりました。元々凄く好きなんですけどね。本格的なカレーとナン、そしてデザートまでも素晴らしく美味しいのに安いので万年金欠の私でも気軽に行けます。しかも店員のおにーさんがまた気さくで好い人なんですよ!もうすっかり常連の仲間入りです。 ………。空腹時にブログを書くとこうなるというのが良く分かりましたよ、ええ。 それでは、夕飯が出来たようなので之にて失敬。 誰かロシア行ってお土産にマトリョーシカ買って来てくれないかななんて思いつつ。(天音ちゃんが一番確率高いかな…会う度ロシアロシア言ってるし…)
私ってひょっとしてSっ気強かったりするのかなとかなり今更なことをふと思ってしまいその原因の出来事を思い出してちょっとブルーな気分になった露咲ですこんばんは。
えーとですね。今日はちょっとショックな出来事があったのでそれを綴ってみたいと思います。(ネタ不足だったから丁度良いとかそんなことを思ったわけでは、決して) …ゴホン。 本日の昼休み、理科の先生が教室に来てこう言いました。「今日は解剖やるから実験室(若干不安)に来なさい」。 甘めの卵焼きを意味もなくロールケーキの如くに剥がしながら食べようとしていた(やめい)私は、一瞬硬直。きゃーきゃーと煩く騒ぎ始めるクラスメイトたちを片目に見、「最悪」と言い捨てた目の前の友人に首を傾げつつ、一人で心が躍るのを感じました+ 嗚呼、なんて素敵な響き。一回やってみたかったんだ…! 中学のときに解剖やらなかったから高校ではやってみたいなと密かに思っていたのです…!! 念願が叶うんだと思い込み、辺りの嫌そうな空気なんて何のその、私のテンションは勢い良く上がっていったのでした…。 五時間目にやったテストの結果が悲惨極まりなかったのは楽しみ過ぎて浮かれていた所為だと言い訳してみます。 そしてついにやってきた六時間目!溢れんばかりの期待に胸躍らせながら実験室(だったかな?)へと向かい、戸を開いて室内へ。もうこの時点で期待は最高潮、心うきうき目はきらきら、グロイの嫌いな友人に声が弾んでいることを容易く悟られて思いっきり変な目で見られていることも感じつつそんなことは全く気にせず、何気無く、笑顔のまま室内のテレビ画面に目をやって、 思 わ ず 硬 直 。 何故なら其処に映っていたのは、蜘蛛と蟻と蝶以外の虫の存在を許せない私が最も苦手としいっそ忌み嫌っているといってもいい、なにやらぬめぬめうねうねした感じの赤いミミズのような虫数匹が蠢いている姿だったのですから。 しかも無意味にアップにされていて気持ち悪いことこの上なく。 ぞぞぞぞぞぞと鳥肌が立つのを感じました。 凄絶に嫌な予感。いや、其れは予感というより確信に近く、けれど認めたくない気持ちが圧倒的にその事実を打ち負かしているような状態で。 しかし、嫌な予感ほど当たるのはこの世の常。 授業開始の音の直後、個人的には好きな部類に入る教師殿の言葉により私の予感は裏付けされてしまい、つまり、要するに、私を含めた我がクラスの生徒たちは、ミミズに似た変な虫を解剖することとなったのでした………。 阿鼻叫喚の地獄絵図。そんな表現はいくらなんでも大げさですが、室内に響く喚き声、悲鳴。 煩すぎて堪りませんでした。 しかも運悪く実験用具(虫含む)を取りに行く羽目になってしまい、その小ささにはほんの少しだけ救われた気になったけれどやはり鳥肌は収まらず。しかもどうあっても一人一匹はやらなければならないらしく……。 その虫がオオユスリカの幼虫でカの幼虫とは別物だとかアカムシという通称があるとか黒いほうが頭だとかそんな説明は頭を通り抜けてゆきました。理解はするんだけどぴんとこない。いっそ来なくてもいいよと現実逃避。しかし此れは授業。勉強。授業。授業。 そんなことを脳内で繰り返しつつペトリ皿の中で蠢く虫を視界に入れないようにして沈黙すること約五分。漸く腹を括った私はピンセットでその幼虫を摘みスライドガラスに載せてピンセットで頭を摘んで柄付針を、 というところで再び硬直。生殺し状態の幼虫のほうからしてみれば堪ったもんじゃないと思いますが、あいにく私は虫けらの気持ちを理解してあげるほど心の広い人間ではないのです。 硬直すること…何分だろう?はっきりとは覚えていませんが先程の硬直より長かったのではないかと。私はやっと我に返り、丁度良く観念したのか大人しくなったその虫の首根っこ(虫にそんなもんはないだろうけどそんな感じのところ)を柄付針でぶちっと突き刺し、思い切り引き裂き、そして。 な ん か 吹 っ 切 れ ま し た 。 いきなり頭の冷えた私は驚くほど客観的で沈着冷静になり、そのまま黙々と作業を再開。観察すべき唾液腺が見つからなかったものだから哀れな幼虫の成れの果てをスライドガラスの端に退かしてもう一匹、躊躇い無く幼虫をスライドガラスに移し妙に元気のいいそいつにもう一度ぶちっと。 そしてまた見つからなかったのですが、時間がなくなってきた為先生が前のテレビにその観察する予定の画を映してくれたので意味が無くなり、まだ水中で生きている奴らを皆殺すべく、目の前の席の友人と二人でぷちぷちとその頭を潰しにかかりました。 そういえば、あの幼虫は水中で無ければ生きられないそうで。つまり、私が初めにぶち切った一匹は大人しくなったというより、乾涸びかけて瀕死状態になっていたということですね+ それと、その虫はアカムシの異名の通り真っ赤なのですが、どうやら赤いのは体液のようで、体液及び内臓を全部引きずり出してみたその残った表皮は半透明でした。 と、いうことで私の人生初の解剖実験は、切れるべきではない切れてはいけないような気がする何かをぶち切って終わりを告げたのでした。 ……いやはや、改めて思い出してみると中々惨い。けれどこれが我が校の伝統、毎年一年生が悲鳴上げながらやっていることらしいです。そして、一年生の理科の授業で最も印象強いと言われているのだとか。………当然だ。あれは刺激が強すぎる。 それにしても、解剖した虫を可哀想だの何だの言って喚き散らしていたかと思えば挙句の果てにお墓を作るなんて言い出したものの結局気持ち悪すぎて触れないからとかなんとか言って作らなかったクラスメイトには、流石に呆れてしまいました。 私が非情の冷血人間ってことでしょうかねぇ?……どーでもいいですよ。んなこと。 …って。私は一体なにをこんなに虫けらごときの為にこんな長文綴ってんでしょうね? そろそろ飽きてきたんで本日はこの辺りで失礼いたしますよ。 現実世界の気障野郎は須らく滅するべきだと半ば本気で考えつつ。 |
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